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金泥の溶き方
金泥の溶き方と膠抜きの方法を解説します。

 金泥の溶き方
1
金泥を小皿に入れ少量の膠を加えます。皿に強くおさえつけるように練ります。 膠が濃いと発色を損なうので絵具の時より薄めにします。
2
金泥が皿に粘り付くようになったらヒーターで皿を暖め、水分を蒸発させます。
3
皿を冷まし、少量の膠を加えて皿にはりつけるように練ります。(泥がよくのびずザラつくような時は、人差し指で水をすくい中指に重ねてよくのばします)
4
再びヒーターにかけます。指先をやけどしない程度に温め、艶が出るまで練ります。艶が出たら指に少量のぬるま湯をつけて丁寧に溶きおろします。 (研ぎ出し)

5
溶きおろした後さらにぬるま湯を注ぎ、よくかき混ぜてしばらく放置します。その後上澄み液を捨てます。
6
さらに膠を加えてヒーターにかけ焼きつけます。
7
ぬるま湯を注ぎ上澄み液を捨てます。
8
6.7の作業を2~3回繰り返すと美しい発色が得られます。

 使用後の膠抜き
1
金泥を使い終わったら、皿に熱い湯を注ぎ、よくかき混ぜます。
2
金泥が沈んだら膠水を捨てます。この作業を3~4回繰り返してから乾燥させます。
次に使うときは、膠を加えて溶きおろすだけで使えます。
※はじめに大量に研ぎだしておくと、使う度に膠の練り合わせをするので、金泥の艶も出て、膠抜きもするので、灰汁も完全に取り除かれた美しい金泥がいつも得られます。

 純金泥や金の混ざった泥(青金・水金)の場合
熱を加えると変色するので、焼き付けはしません。
膠で練り合わせて、ぬるま湯を注ぎ、上澄みの灰汁を捨てるという作業を繰り返して、発色を良くします。

 おまけの一言
●純銀・青金・水金の泥や箔の上に薄いドーサ液をひいておくと、酸化による変色を防ぐことができます。
●純銀は朱の硫化作用で、黒化しますので要注意です。

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